知事記者会見 2026年10月20日
知事記者会見
記者会見での発表事項等を紹介します
2026年10月20日 記者会見室
知事の大韓民国釜山広域市訪問
本日は、発表事項が2つと話題事項が1つです。
10月25日から28日の日程で、大韓民国釜山広域市を訪問します。釜山市では、田載秀(チョン・ジェス)釜山市長からの招待により「第2回グローバル観光サミット」へ出席するほか、在釜山日本国総領事やパンスターグループ会長を訪問し、今後の和歌山県と釜山市の交流について意見交換を行います。今回の訪問では、サミットを通じて、今後の本県の観光施策に関する知見を得ると共に、釜山市政府や企業との交流を推進してまいります。将来的な協力関係の構築につなげること、これを目的とします。
釜山市は国際的な知名度も高く、地理的条件も良好でございますので、今回の訪問を契機として、各種交流を幅広く推進していきたいと考えております。
ドローン及び3Dデジタルマーケティングを活用した遊休施設の利活用促進に係る実証について
県では、令和6年度からデジタルを活用した本県の課題解決又は魅力向上につながる実証事業を公募し、その成果をモデルケースとして、後年後において他地域や県内企業等に横展開していく取組を実施しています。
今年度は、田辺市内をフィールドとして、ドローン及び3D技術等を活用した新たなマーケティング手法により、遊休施設の利活用促進を図る実証事業に取り組んでいます。民間事業者等が現地踏査を行うことなく、施設の状況を容易に把握できるよう、本日からWeb上で3Dコンテンツを公開しましたのでお知らせします。遊休施設に興味のある民間事業者等は、ぜひアクセスしていただけたらと思います。
和歌山県スポーツマッチングプロジェクト ~やっChaる!!~の参加受付が始まります!!
話題事項です。地域で実施する「タレント発掘育成事業」として、県では、令和6年度より「和歌山県スポーツマッチングプロジェクト~やっChaる!!~」を実施しています。この事業は、対象の児童・生徒が様々な競技の測定や体験をすることで自身の運動機能の特性や適性を発見することができるとともに、スポーツアスリートを目指す機会を提供することを目的としています。募集について、11月24日まで受け付けをしていますので、よろしくお願いします。本事業をきっかけに、自分に合う競技を見つけてもらえたらと思います。ゴールデンキッズプロジェクトの後継事業です。
資料3(PDF形式 731キロバイト)NHK:発表事項でないのですが、昨今、不正アクセスの被害による情報漏えいの可能性が相次ぎ、和歌山県でもアルカディア社の不正アクセス被害を契機として透析関係(わかやま透析安心メール)と、県教委の県立高校の生徒・保護者の情報漏えい、またスタジオ社の被害によって和歌山外国人材雇用のホームページの情報漏えいの可能性があると発表されました。いずれも和歌山県独自のシステムではないものの、情報漏えいの可能性が生じたことへの知事としての所感と、外部の会社が不正アクセスはもちろん、今後、県独自のシステムへの不正アクセスの被害というのも懸念されますが、今後、県としてどういう対応をしていきたいか。また、和歌山は様々な大企業から中小企業ありますが、そういった企業も今後、不正アクセスの被害を受ける可能性もありますが、県として支援などを行う考えがあれば教えていただけますか。
知事:この度は、県が委託している業務の中で活用していた一斉配信サービスにおいて、不正アクセスにより県民皆様の大切な個人情報が漏えいする(おそれのある)事態となりました。関係の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫びを申し上げたいと思います。委託先の事故とはいえ、県民の個人情報を扱っている責任を非常に重く受け止めています。昨今、AI技術の急激な進展により、サイバー攻撃が非常に巧妙化しました。今日のニュースでもやっていましたが、高度なサイバー攻撃を地方自治体が単独で全て防ぎ切るのは非常に難しいことだと思っています。県だけの問題ではなく、国の専門機関などとしっかりと連携をしながら、自治体全体のサイバーセキュリティという仕組みを構築しなければいけないと考えています。県として国のガイドラインに基づいて適宜適切に対処していきたいと思っています。
今回の事案を受けての対応ですが、委託事業者のインシデントである点から、県が直接対策を行うのは困難ですが、クラウドサービス全体に関することについて、全国にまたがる事例であると思いますので、国の動向も注視しながら適切に対応したいと思っています。
委託事業者に対して、セキュリティ対策を徹底してやってくださいということを改めて周知をしていきたいと思います。それから大企業でも被害を受けていることで、非常に限界があるのですが、専門人材に相談したり、派遣したりということもしっかり勉強していかないといけないなと思っています。かなりレベルの高い話になりますので、県内企業からまずセキュリティをやっている県内企業さんにも問い合わせをして、そこからいろいろな対策を立てていきたいと思っています。
一番ちょっと大事なところですが、これを機会に県民に対して、メッセージをお願いしたいと思うのは、こうした案件において、経緯とか再発防止に重点が置かれがちですが、2次被害を防ぐことが重要であるということだと思いますので、今回の漏えいした情報を元に、県を装ってのフィッシング詐欺とか個人情報を悪用した不審な電話というのがかかってくる可能性があります。そういうことに対して心当たりのない不審な連絡があった場合は、メールのリンクを安易に踏まないよう、電話で口座番号や個人情報を答えないと、そういうこともぜひ意識をしていただき、特に漏洩したという方々において、特に注意をしていただけたらと思います。とにかく被害に遭ったかもしれない場合は、警察の方に連絡をいただけたらと思いますのでよろしくお願いします。
NHK:先週もお伺いしたのですが、簗(前農林水産)大臣の関係で先週の会見の段階ではまだ大臣やられていたのですが、その後辞任されました。昨日の市町村長会議でも出ていましたが、やはりクビアカツヤカミキリの対策などの農水行政が非常に重要な局面を迎えている中で短期間での大臣の辞任ということに関しての知事としての受け止めと、また武部さんが新たに大臣になりましたが、こうした喫緊の課題を抱える中で知事として期待感があれば教えていただけますか。
知事:クビアカツヤカミキリの問題とかを和歌山県として抱えており、非常に大事な農林水産分野だと思いますので、1日も隙間が空かないよう対応していただけたらと思っていますし、そういったことでお互いに情報提供しながら、県も研究機関にも人を派遣し、研究の助けにもなると考えたり、それから予備費を国の方でも出していただいていますが、そういうことをできるだけ対応していける体制をとっていきたいと思います。これから新しい農林水産大臣に武部さんがなられたと思いますので、ぜひ期待をしていきたいと思います。
産経:昨日市町村長会議があったと思うのですが、その中で高野町の平野町長から、南海フェリーの問題に、今の段階で具体的ではないと思うのですが、金剛峯寺それから四国八十八ヶ所とかと一緒になって応援したいと、そういう申し出があり、知事も心強いとおっしゃっていたのですが、今後具体的なことを何かそういう面で検討したり、そういう宗教界とかと連携を広げていく考えはありますか。
知事:もちろん心強い言葉をいただいたことも申し上げたとおりで、要するに四国八十八ヶ所巡礼の結願で高野山へ行くというルートがございますので、そのルートを非常に大事に思っていただいている提案だったと思います。このルートが徳島にとっても非常に大きなルートであるということは、皆さん知っていると思います。そういったことで、金剛峯寺さんも含め、いろいろな方が高野町全体、それから四国八十八ヶ所のお寺も参加していただいてもということをおっしゃっていたので、ぜひそういう方向で、これから一致団結したいと思っています。そういう意味でいろんなところにプレッシャーという言い方をすればいいのかどうか知りませんが、与えていけると思いますし、いい組み合わせができるのではないかと思い、いろんな作戦を練っていかないといけないと思っています。
産経:今のところ具体的に、そういうところの代表者と会ったり、11月に後藤田(徳島県知事)さんとも話しすると思うのですが、それまでに何か固めていくことを具体的に考えていますか。
知事:他のフェリーの運航会社の意向とかは伺ったりして、特に話をしているわけではないですが、現在運行している南海フェリーさんには存続に向けた協力というのを求めてまいりたいと思っていますし、進んでいないようで進めている感じです。


